転職活動の始め方
転職先を探す前に今の仕事を辞めてしまうのはリスクを背負うことに
日本の人口は、4分の1は65歳以上と言われていて、
また少子化も進んでいるので、
これから介護職の需要はどんどん高まっていくばかりです。
介護職へ転職をしようというときには
大変に歓迎される傾向にあります。
しかし、転職活動のはじめ方には注意が必要です。
歓迎されているとはいえ、
やはり転職活動というのはなにが起こるかわかりません。
次の就職先がすぐに見つかるとだろうと
思って先に仕事を辞めた場合、
もしかして、気づけば二ヶ月、三ヶ月
という月日が流れてしまうこともあります。
そうなった時、
アルバイトでしばらくつなごうか、
もっと、転職先を見つける時間を増やそうか、
迷うことになります。
どうしても今の職場で働くのは難しい場合以外は、
次の働き口があるだろう、
すぐに見つかるだろう、
という想像だけで動くのではなく、
次の転職先を見つけて、
働き始める時期の約束をつけてからにしないと
思わぬリスクを背負うことになります。
転職先を探すときには、まず自分がなにを求めているのかを知る
転職活動をするのに、
なんとなく漠然と始めると失敗をしがちになります。
というのは、それだと自分がなにを求めてるのか
わからないことがあるからです。
安定した人間関係が欲しいのか、
高い給料が欲しいのか、
労働時間を短くして欲しいのか・・・など
自分が何を仕事に
求めているのかを理解するのが、
上手な転職活動の進め方のスタートです。
そこをおろそかにすると、
次の職場で、ただただ、
前の職場のとの違う点ばかりを
さがそうとしてしまいます。
職場に何を求めているのか。
ポイントを整理して、
さらにそれが本当にその会社で実現されているのか
どうかの検討をしてみてください。
そこからが、転職活動のスタートです。
そして同様に、
譲れない点の整理も転職活動の
はじめ方には重要です。
特に介護業界は人材が足りない状態です。
場合によっては、
残業時間が長くなるなど、
労働時間が長くなることがありますし、
体力的な負担、責任の重さが負担など、
よく考えておくべきです。
また、そういった点が負担にならない人は
大変大事にされます。
特に優遇されることもありますので、考慮してみてください。
転職をサポートするサイトの利用で裏情報を稼げる
転職活動をするにあたって、
自分ひとりではわからないことも出てきます。
そういうときには、
転職をサポートする
サイトに登録するのも良いです。
自問自答ではなく、
担当者の質問に答える形で、
自分の要望を整理しやすくなります。
また広く出されている求人だけでなく、
そういったサイトだけが持っている求人情報もあります。
同じように、
求人情報にのっている情報以上に、
転職希望先がどのような人材を
求めているのかということを知ることもできます。
ひとつだけでなく、いくつかのサイトを
掛け持ちしてみると、
自分に合ったサイトがわかるでしょう。
介護というのは、
実は、経験がなくても、技術を持っていなくても、
高いモチベーションが持って、
維持できていれば、
それからいろいろなものを手に入れられるものです。
資格の取得をバックアップしてくれる
施設も多くあります。
また経験年数によって、
介護福祉士、ケアマネなどといった
国家資格への道も開けますし、
現場から、事務（ケアマネの仕事など）へ
変わっていくことができたりもします。
介護のお仕事は、
スキルや経験よりも、気持ちがあれば、
転職後も問題なくやっていくことができます。
そして、一生涯、介護に関係した仕事を安定して続けられるでしょう。