転職活動を失敗しないコツ
ブランクなしの理想の転職を阻む落とし穴は転職活動の方法にあり
転職のために現在の職を辞すること必要ですが、そのタイミングは転職ぎりぎりであるにこしたことはありません。
仕事がない期間が存在してしまうよりは、仕事を辞めたすぐから次の職場での勤務を始められるような、空白のない
移行が多くの人の理想であることでしょう。転職先の確定する前に無職になってしまうような状況は、転職活動の失
敗だと言わざるをえない事態となります。転職活動中に、予定よりも早く職を辞さなければならなくなるとしたら、
その理由の一つとして職場を移ろうと計画していることが知られた場合があります。
既に次の職場に心を移している人材など、介護人として期待できるはずもなく、転職活動していることがバレたら、
自ら辞する前に首を切られても同然の状況にもなりかねません。
求人雑誌を読んだり転職サイトをチェックしたり、転職活動をしていると人に勘付かれるような行動は、くれぐれも
職場の中では慎むようにしましょう。
高望みは失敗のもと！実力に合わせて行う転職活動
当センターへエントリーしていただいた方々の中には、転職先に相場以上の好待遇を求めて求められる方が非常に多
くいらっしゃいますが、介護業界での待遇（介護業界のみならず、そもそも同業界への転職）というものはそうそう
条件が異なるものではありません。転職活動自体は意味のある行為ですが、それでも求められる待遇には限界がある
とご理解ください。
例えば勤務時間に融通が効いたり、残業がなかったり昇給制度があったりという一般的な待遇のレベルを個別に求め
ることは可能ですが、それらの条件を全て満たそうとする場合、人材としてとんでもないスキル持っているとか、尋
常ではない経験がなくては難しいのが現状です。こういっては申し訳ありませんが、私の経験則から間違いなく良い
転職はできないでしょう。求められる条件が高すぎて、当センターからの紹介案件が、7割ぐらいの達成率の場合、
『自分で転職活動します!』とされる方も多いのですが、後日その方の話を伺うと、結局求めていた希望をほとんど満
たせず、妥協した転職をされている場合がほとんどです。当センターの紹介よりもひどい条件になってしまっている
場合も実は多いです。
たとえば医療に通じるスキルを持っている方、ドクターや正看護師のような方々であれば、ご自分の求める待遇での
転職は約束されることでしょう。
実力、能力、資格、経験がないのに高望みばかりしていても、就職に失敗したという経験が重なる
ばかり、身も心もすり減るだけ損というものです。自分の力で望める範囲を目標に、転職活動に励
んでいきましょう。
焦り過ぎに注意！諦めや妥協が負のサイクルを呼ぶ
転職はできてもすぐにまた転職したくなるようでは、その転職活動は失敗であったと言わざるを得ません。魅力的な
職場を見つけることができて、初めて、転職活動は成功したと言えます。転職に次ぐ転職という失敗をしないために
は、納得の上で職場を決める必要があるでしょう。
介護職はあらゆる可能性を持つ仕事ですが、業務としてのバリエーションはそう多いわけではありません。探せど探
せど個人的に魅力が感じられない、同じような求人ばかりという状況が続けば、もうこれ以上は無理かと諦めたくな
る気持ちになる可能性もあります。
しかしそこで妥協してしまえば、転職してもしなくても結局不満を抱え続けることになります。収入面でも職場環境
の面でも転職したいくらい不満に思うことがあるのなら、その解消くらいは確実に求めなければ職場を変えるメリッ
トもありませんよね。
ご自分の妥協できる条件と、絶対に妥協できない条件を明確にしておいたり、希望条件に優先順位をつけてあると、
転職活動がスムーズになることでしょう。
よろしければ当センターにご相談ください！