退職を引き止められた時の上手な断わり方
引き止めには強い気持ちが大事
今の職場を退職する時、必ずと言っていいほど引き止められると思います。
それは当然、その職場が困るのからです。
あなたのかわりの人を見つけること、そして採用することがとてもむずかしいからです。
退職を申し出る時は、引き止めるられることが当然と思って、上司に伝えるようにしましょう。
そうすれば、ある程度の心構えをして、対応をすることができますね。
しかし、ちゃんと心構えをせず、強い気持ちを持たずに、「まあ多分大丈夫だろう」として臨むと、
うまくいかないことが往々にしてあります。
引き止める方も必死になっています。その姿を見たとき、つい退職を取り下げてしまうことがあります。
その後で「こんなはずじゃなかった」と後悔をすることにもなりかねません。
もし上司や、同僚の方たちに強く引き止められ、そこまで言うならと無理にそのお仕事を続ける事になったとして
も、また同じような不満が出てくることは間違いありません。
必要であると懇願された時の上手な断り方
退職を申し出た時、まず間違いなく、あなたを引き止めようとします。
その時どんなことを言われるかというと、よく言われるのが、「あなたはうちには必要な人材なんだ」ということを
言われることが多いです。
よっぽどの人材でないかぎり、実際にそれは本当のことです。
退職されててしまっては、本当に困ってしまうのです。
実際にそこまで言われると、とても嬉しい気持ちになりますよね。
しかしそれをまともに受け止めてしまっていたら、退職することなどいつまでたってもできなくなってしまいます。
そのため、退職をしたいと真剣に思っている時は、上手にお断りしましょう。
その方法としては、まず自分を必要としてくれることに感謝しましょう。
その一方で毅然として、「退職させていただきます」という気持ちを強く持っておくことも大事です。
そのため、上司がこれ以上退職をすることを止めることができない断り方をしましょう。
間違いなのは、険悪になってしまう事です。しっかりと毅然とした態度で、ただし、柔らかい口調でお伝えするの
がいいですね。
給与面や待遇を改善すると言われた時の断り方
退職を申し出た時、給与面や待遇の改善、人間関係改善の対応を申し出てくれることがあります。
上司としても必死になっているので、そういってくるのもわかります。
そう言ってもらって、「もう少し様子を見てもいいかな」という気持ちが出てくるでしょう。
しかし、本当に「もう少し」の期間しか人の心は持ちません。1年もてばいいほうです。
遅かれ早かれそうなるのであれば、退職を申し出たときに、毅然として対応することも大事です。