【面接のコツ⑧】転職回数が多い場合の対策
質問に対してあわてないために準備をしよう
転職する際に、できれば面接で聞かれたくない質問というものがある方も多いでしょう。
特に転職回数の多い方は、以前の職場で何らかのトラブルがあった経験があることも多く、
深く質問されることを嫌う傾向にあります。
話さなければならないとなると、マイナスの印象を与えてしまわないかと、必要以上に委縮してしまいがちです。
そういった意識というものは、どうしても面接時の態度として出てしまいがちですから、
あらかじめ準備をしておくようにしましょう。
答えにくい質問であっても事前準備ができていれば対応しやすいですし、余裕も生まれます。
無駄に前の会社の悪口などを話しすぎない、といった悪いイメージを避けた対応もしやすくなります。
面接に向けて準備をする段階ではこうした答えにくい質問ほど、シミュレーションをしっかりしていきましょう。
転職の理由ははっきり伝えておいたほうが良い
転職回数が多いと、なんとなく面接で転職理由については語りたくなくなってしまうものですが、
隠そうとすれば不自然になってしまいます。
質問に対してうそはつかずにはっきり答えておいたほうが良いでしょう。
うそをついてしまうと、もし採用されたとしても結果的にトラブルにつながり、
仕事を続けられないという事にもなり得ます。
介護の仕事は人と人とが接する機会が多くなります。
面接を乗り切るだけではなくその後の仕事という事も考えながら、正直に話すことを意識しておきましょう。
以前の転職理由を分かったうえで採用された方が、働きやすい環境になるはずです。
再び転職を繰り返すようなことにならないよう、正確に伝えておきましょう。
問題があった場合に同じ問題を繰り返さないためにも面接段階からこうしたことを意識しておくことは必要です。
転職回数の多さをどのようにカバーするかを考えておこう
転職回数が多いことをマイナスにとらえるのではなく、プラスになるような伝え方を考えていきましょう。
それだけ多くの職場を経験してきたなら、自分の中にプラスとなる経験もあったはずです。
面接で質問をされた際はそのことをしっかりアピールしていくようにしましょう。採用にも有利に働きます。
そのためには自分の職歴についてもう一度振り返ってみる必要があります。
どのような仕事を経験したのか、そこから何を学んだのかという事をまとめておくと
面接時にスムーズに伝えやすくなるでしょう。
人との接し方などについての経験がアピールできると介護業界では有利になります。
このような形で今後の仕事に役立つ経験をしたことがあれば、
その点はアピールポイントとして重点的に伝えられるように準備をしておきたいものです。